テニス錦織選手の強さを示す歴代No.1の数字とは?
Yahoo!ニュース - 初4強の錦織 アジア勢男子初のトップ5入り果たす<男子テニス> (tennis365.net)
ベスト4入りを決めた試合のハイライト
ダビドフェレールを下した試合ですが、なによりすごいのは第2セットのタイブレーク。1セット目はとられているため後がない状態でした。
しかも4-0までポイントを取られて絶体絶命。。。しかしここから錦織選手のすごさが発揮されます。
テンポの速いストロークで相手を追い詰めて、取りにくいところへどんどん球を打っていきます。相手は苦しい体勢になりながら返すものの、最後はついていけずに錦織選手のポイント。そんな展開で何と逆転でこのセットを取ります。
最後のセットもストロークを中心に相手からポイントを取っていき、見事勝利。
すごいのはすべてフルセットでも勝ちきるところ
錦織選手の強さとして、最も特徴的なのが「粘り強さ」です。どういうことかというと、もつれた試合に滅法強いということです。
フルセットの勝率91%
今年に入ってから現在まで錦織選手が最終セットまでもつれた試合の勝率は驚異の約91%。準々決勝でフェレールに勝ったことで、通算20勝2敗となりました。この数字はなんと歴代トップの数字だそうです。なお、通算でも約80%という勝率で、これも現役ではトップ。
今年最後の大会はツアーファイナル
ATPツアー・ファイナルとは。。。
男子のシングルス、ダブルスの年間最終戦。各ツアーで獲得したポイントで上位8人が出場する。2組に分かれて4人が総当たりで対戦する1次リーグを戦い、上位2人がトーナメントに進むことができる。
第一回大会は東京で行われた。大会の形式や会場を変更し、2009年からロンドンでの開催となっている。大会の格は4大大会の次に位置づけられ、優勝賞金はシングルスで207万5000ドル(約2億3000万円)。
もちろんベスト8の選手のみの大会ということでハイレベルなことは言うまでもありません。日本の若き侍サムライがどこまで快進撃を続けるか注目です。
++++
Number(ナンバー)861号 革命を見逃すな。―大谷翔平と錦織圭 (Sports Graphic Number)
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る