黒猫の雑談部屋

日々の雑多な思いをつづります。


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スタバの福袋買占め炎上事件は本当に店舗が悪かったのか

新年早々、福を運ぶ福袋を巡って胸糞悪い事件があったようです。

netgeek.biz

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既に犯人のSNSアカウントは特定されているようですが、犯人自体は特に罪を犯しているわけではないので、責任を問われることはないと思いますが、こんなことは今後起こってほしくないなぁと思うばかりです。

犯人を責める以上に、本社を責めるべき

犯人に対しても批判が殺到しているわけですが、同じように店側にも「なぜ個数制限していなかったのか」と言う批判が集まっています。そもそも一人でこんなに買うということを想定していなかったのかもしれませんが、福袋の買占め事件はスタバに限らずアパレルや家電量販店で毎年起こっていることです。少し想像すれば、買占めが起こるかもしれないということはわかるんじゃなかろうか。そう思ってしまいます。Webで調べると、炎上した二子玉川店以外の店舗ては、個数制限を設けていた店舗もあるようで、スターバックスジャパンとしては全店舗に対してという形では、特に何も指示をしていなかったようです。

もしかしたら、個数制限をしていないんだからいくつ買っても文句ないだろ、と犯人にすごまれて、店舗のスタッフは泣く泣くすべてを販売したのかもしれません。Twitterのアカウントが特定された犯人像からは、(少なくとも見た目は)結構怖い人たちのようで、すごまれたら反論できなそうな気がします。本当のところはわかりませんが、もしそうだったら店舗の人、かわいそうだな。。。



このような買占めが起こってしまってブランド価値を棄損するというリスクは、当然本社でケアしておくべきことだと思います。店舗のマネージャにそれを全て委ねてしまうのはあまりにも危険すぎます。買占めを容認してしまった店舗スタッフにも非がないわけではないですが、そもそもこのリスクに対応すべきなのは店舗ではなく本社側のはずでした。


例えばソフトバンクグループではリスクに対してこのような部署を設けて対応をしています。
www.softbank.jp

今や欧米ではリスクコンサルタントという職種が一般的になるほど、企業のさらされているリスクに対する重要性は高まってきています。今回のスターバックスではどんな組織になっているかはわかりませんが、今後このようなリスクを含めて、会社としての対応をしていってもらいたいものです。

来年の福袋販売に向けてスターバックスは当然のこととして、福袋を販売する全ての会社は、今回の事件に学んで是非来年の福袋ではこのようなことが起こらないことを祈ります。