産院を選ぶ観点をマーケテイングの4Pで説明してみる
妊娠が分かったかた、産院どうやって選びますか?
うちはそれほどハイリスク出産ではなかったのですが、妻の希望によりきちんとNICUのある病院がいいということで広尾にある日本赤十字医療センター(日赤病院)での出産を決めました。
いろいろ家庭によって事情は違うので、一概にこれがおすすめということはできませんが、敢えてマーケティングの4Pで考えてみるとどうなるかを書いてみたいと思います。
仕事で少しマーケティング関係のことをやっていて、最近いろいろマーケティングについて考えているためです。。。
そもそも4Pとは
4Pとは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4のつマーケティング・ツールを活用し、標的顧客(市場)に受け入れられる組み合わせを検討し、戦略的に販売強化を図ろうとする考え方です。
マーケティング戦略においては、望ましい反応を市場から引き出すために、この4つのPを組み合わせるて戦略化することを「マーケティング・ミックス」といいます。
参考:マーケティングの4P
実際に産院を選ぶ際のポイント
■Product
製品とは病院の場合、サービスと置き直す方がしっくりきます。
日赤はとても大きな病院の為、科によっていろいろな評判がありますが、少なくとも産科については同業の医師2人に聞いたところでも「技術もかなり高いので良いと思う」、また実際に出産をしたママ友達2人に聞いても「とにかく助産師、看護師の人数が多く、しっかりしていている」という感想でした。
また、NICUやGCUといった、産後の小児病棟も設備が整っているため、ハイリスク出産の場合はポイントが高いと思います。
■Price
確かに値段は高いです。
しかし、補助金等を利用すればそれほど大金を支払う必要はありません。
うちは帝王切開での出産でしたが、東京都の場合出産一時金も40万円あるため、高額医療費の申請と合わせて実出費は8万円くらいでした。
■Place
住所は広尾ですが、広尾駅からは坂を登らないといけないため思ったよりも遠く感じます。
ただ、恵比寿駅や渋谷駅からバスは出ています。
渋谷駅からは5‐7分間隔、恵比寿駅からは15分間隔くらいです。バスで10分程度で到着します。
もっと交通の便がよい病院はあるかな~という感じでしょうか。
しかし特に気にはなりませんでした。
(個別事情)
うちの個人的な事情で、出産前は港区に住んでいて近かったのですが、帰宅に引っ越したことによって1時間ほどかかるようになってしまったのは誤算でした。
出産のときくらいしか行かないから、少し遠くても大丈夫~!と思っていると、出産後に母親や子供が入院することになって、毎日通ったりする苦労が倍増する可能性もあることを頭の片隅に入れておかれるとよいと思います。
人生何が起きるかわかりません。
■Promotion
割とHPがしっかりしています。
写真もなかなか多く、どんな病棟なのかがわかりやすいと思います。
入院の前にどんな病院かわからないとそもそも選ばないと思いますが、実際に行く前に雰囲気を掴めるので、そういった意味でのハードルは低めだと思います。
まとめ
病院の比較をする際に、このフレームワークを使って比較してみると、自分たちがどのポイントを重視するのかということが明確になってよいと思います。