日テレ女子アナ内定取り消し訴訟の気持ち悪さ
日テレにアナウンサーとして内定していた笹崎里菜さんの内定取り消し訴訟が注目されている。
しかしこの訴訟、何とも言えない気持ち悪さを感じるのは私だけではないはずだ。
そんなに女子アナ入社の経歴が大事か
聞けば、笹崎さんは内定取り消しを不当として、入社を要求しているとのこと。まずここが一般的な感覚と大きくずれているところである。(※いい悪いの議論ではない)
入社したとして、こんなゴタゴタがあった新入社員を、花形である女子アナとして積極的に登用しようと思うはずがない。
確かに、バラエティなどでいじられる路線でならアリかと思うが、本人はそれを望んでいるわけではなく、純然たる看板女子アナとしての立ち位置を望んでいるはず。
訴訟など起こして、周りの企業から「めんどくさいやつ」と認識されるようなことをしてまで、入社に拘るのはなぜなのか。
入社してもイメージ通りの女子アナとして働けるかは別の話
入ってしまえばなんとかなる、とでも思っているのだろうか。
「まぁいろいろあったけど、入社したからには頑張ってね!(ニッコリ)」という展開を期待しているのだろうか。
オトナ社会はそんなことをしない。
あくまで自然に、真綿で首を絞めるように、徐々に地味な仕事に流して自主的な退社に追い込む。日テレがどうするかはわからないが。
女子アナでない世界でも、そんな扱いは当たり前のように存在するのに、想像できなかったというわけではあるまい。何か考えがあってのことなのか。そこが気になる。
推測にはなるが、日テレ女子アナと言えば花形中の花形。そこに至ったという満足感のために訴訟しているように見えて仕方がない。その看板を引っ提げて、他の仕事を将来的には考えているのかもしれないが、訴訟なんかするよりもスッと他の会社に入ったほうがよっぽど幸せな人生が待っていたのではないかと思ってしまう。
常人には測り知れない女子アナ特有の何かがあるのだろうか。
内定取り消し云々よりも、入社したとして、実際に彼女がどうなるのかとても興味深い。
個人的には、前途の楽しみな若者が少しの運命のいたずらで無駄な時間を過ごすようなことにはなってほしくないのだが。。
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