マッキンゼーで学んだイノベーションをもたらす魔法の言葉
どうも、黒猫です。
今日は仕事をしている中で参考になるなと思っている言葉についてです。
いきなり種明かししますが、別に私がマッキンゼーで働いているわけではありません(笑)
大前研一さんの大学院に通っている人から「授業でこんなこと言っていたよ」というのを聞いた話です。
その言葉とは、
「What does this all mean?」
です。
どのように使うのか
日本語訳すると、
「結局、どういうことなのか?」
「要はなんなの?」
というところですが、
新しいビジネスや、これまでにない発想やアイデアが必要とされるときに、この言葉を唱えます。
この言葉は、いかにもコンサル的ないわゆるロジカルシンキングと呼ばれる、帰納的な思考法の枠組みを超えたいときに使います。
Aである、Bである、Cである、ゆえにDである
という考え方をしている限り、狭い世界に閉じた思考に陥ってしまいます。
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例えば、
・iPhoneは日本で売れている
・アプリの開発で当てた企業が大きな利益を上げている
・アプリの開発はスピードが命
というファクトがあった時、
普通に考えると、
「うちも早くiPhoneアプリを開発しよう」
となると思います。
この時に、「What does this all mean?」ともう一度問い直してみることが重要です。
一度、帰納的な考え方を忘れ、わざと飛躍して考えてみるのです。
「要はどういうことか?」
⇒「いろんな企業がこぞって開発競争をしている」
⇒「もはやアプリの開発は大企業に集約されていくのでは?」
この仮説を前述のファクトに照らして、これも正しいのかどうかを確かめます。
この仮説が正しいかどうかを検証するために必要なファクトが不足していれば、さらにファクトを探しに行きます。
今回のケースでは、
スピードが命⇒集中帝にリソースを投入できる環境が大事⇒大企業が有利
となり、後発の企業の勝ち見込みは少ないかもしれません。
まとめ
「What does this all mean?」
「要は、なんなのか?」
思考をわざと飛躍させて、新しいアイデアを探る。
このケースが正しいかどうかはわかりませんが、考え方だけでも参考になれば幸いです。
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