日本は子育てに関しておせっかいな人が多すぎる
芸能人の子育てに関して、こうあるべきだ、こうすべきではない論が飛び交うのは日常茶飯事なので読み流しているのですが、それにしても他人の子育てにとやかくいうべきではないと個人的には思う。
山田優さんのニュースについてもそう思った。
Yahoo!ニュース - 山田優が生後2か月の長女を抱き居酒屋へ 医師・学者が苦言 (NEWS ポストセブン)
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個人的に、この夜の居酒屋へ子供を連れて行く行為に賛否はない。ただこれに対して鬼の首を取ったように「ありえない」と叫ぶヒステリックな面々には辟易してしまう。
また、下記のような発言を根拠として提示するのもどうかと思う。
また教育学者の深谷昌志氏もこう指摘する。
「赤ちゃんは何も言わないのでわかりませんが、夜7時から10時にかけてガヤガヤとした場所で灯りが煌々とついている場所にいるというのは決していいとはいえません。すぐに何か問題が起きるわけではありませんが、後々、お子さんの体調や性格、行動などに影響が出てくる可能性が高くなります」
どういう根拠で言っているのだろうか。
毎日毎日そんな環境に幼児を置いておいたら悪影響の一つもでるかもしれないが、たまたま一晩そんなことがあった、というレベルの話で引用する発言ではない。
もしかしたらこれを書いた記者が都合のいいように切り取っただけかもしれないので教育学者に罪はないかもしれない。
※ただし、生後二か月の子供を人ごみに連れて行く危険性についてはもちろんきちんと考えなければならないが。
日本人は多様性を認めるべき
人間の人生が多種多様であるのと同じように、子育てにこうすべき論なんてそもそもおかしいと思う。参考としてマジョリティの意見を取り入れることと、人に対してその意見を押し付けて非難するのは全然違う。
人にはいろいろな事情があり、違いがある。
和をもって尊しと為すという教えはよいが、正義を振りかざして一生懸命子育てしている親をぶん殴る行為には賛成しかねる。
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