東芝不適切会計は単にタイミングをずらしただけ、、というわけにはいかない
東芝の不適切会計処理問題が大盛りあがりです。
粉飾決算じゃないの?
粉飾決算(ふんしょくけっさん、Window dressing)とは、会計用語の一つで、会社が不正な会計処理を行い、内容虚偽の財務諸表を作成し、収支を偽装して行われる虚偽の決算報告を指す。
粉飾決算 - Wikipedia
粉飾決算とは違法行為と決定した後での呼び方なので、「今のところ」粉飾決算ではないということらしい。
まぁ確実にクロですが。
ちなみに今回は損失計上のタイミングを操作したということらしいので、純粋な利益の水増しとかではないそう。まぁ短期的に見たら水増しだけど。
このグラフはアカン
東芝『第三者委員会調査報告書<要約版>』P84よりグラフを抜粋。
これはアカン。
間違いなく人の手が加えられてる。
違和感ありすぎて、逆に美しい(笑)
こんなに定期的な波が突如として表れているのは違和感以外の何物でもない。
会社としてどーなのよという話
今回の件は責任を取って社長らが辞任ということになったけど、そもそも会社全体としてこの「チャレンジ」なる不正がまかり通っているということ自体、そーとーーーーーーやばいですけどね。
こういう類の悪事っていうのは、
一度手を染めてしまうとだんだん感覚がマヒしていって、
悪いことだと思わなくなり
エスカレートしていくんだと思います。
それにしても、
いち担当者であっても、
この決算数字を見れば
さすがにこれはおかしいだろとなるはずだけど、
それを今までずっと口止めさせてたってのがすごいね。
まさにチャレンジですよ。
同じような事件が他の大企業でも発生していないことを祈るばかりです。