台風一過　台風ってなんで土日祝日に来るの？って疑問

小学生、中学生のころは台風というと学校が休みになるんじゃないかと思って前の日からドキドキしたものです。

結局休みになることなんてほとんどないのですが、なぜかドキドキ。

休みに限って台風直撃ってことが多くないか？と個人的には思っていたのですが、実際にデータで確認してみるとどうなのでしょうか。

2013年までのデータですが、1980年～2011年までに上陸した86個の台風を曜日別に分けてみると、次のようになります。

月曜：9個
火曜：17個
水曜：11個
木曜：10個
金曜：15個
土曜：16個
日曜：8個

意外にも、火曜日がトップですね。
曜日別にみてみると確かに土曜が多いとか、日曜が多いというわけではないのですが、「週末」というくくりだと24個でトップになります。これが印象に残るということと重なって、台風は週末に来やすいという実感値になっているのではないでしょうか。

ちなみに、統計的にはこの曜日別のバラツキはあまり意味のある差ではなく、誤差の範囲なんだそうです。

印象と実際の確率には差があることがあるので、注意したいですね。

余談：
観測史上最強の台風、なんて言い回しも私が生きている間に何回も聞いている気がするのですが、これも「どういう観点での最強か」という前提によっては頻発するのでしょうね。特に、気象庁としては警戒を呼び掛けたい場面なので。

今年も18，19号で非常に多くの被害がありましたが、来年はもう少しお手柔らかにお願いしたいものです。

黒猫の雑談部屋