働かないおじさんがいる会社
近年、若者の管理職離れが取り上げられることが多くなってきたと感じますが、
その一方でぶら下がり非管理職=働かないおじさんについても問題視されることが増えてきました。
ぶらさがり非管理職は、従来の日本型雇用と呼ばれるいわゆる終身雇用や年功序列のシステムによる弊害で特にがんばらなくても会社に籍を置いているだけで収入を保証されることに起因しています。管理職でもないのに、若者と比較して高い給与を得る彼らのモチベーションは既に仕事を頑張ろうというところにはありません。
このようなおじさんがいる会社、特に大企業になればなるほど多いと思いますが、そんな環境で働く前途ある若者が、自分の頑張りが報われない一方で、働かないおじさんの方が給与を得ている現実にモチベーションを低下させてしまうことはとても多いと思います。
現実に自分がそのような環境にいる場合、現在の社会構造の中ではなかなかその会社内で根本解決を目指すのは難しい状況です。会社の人事制度が成果に連動した評価制度になればよいものの、突然変わることはなかなか期待できません。
新卒で入る場合に、どのような人事評価体制になっているかはなかなかつかめないものの、どこの会社で何をするかを決める新卒のタイミングで、もっと重視して調べておく必要があるのではないかと就職活動中の学生さんに会うとたびたび感じたりします。。
自分の上司がマインスイーパばかりしているお荷物社員だったとき、本当にその会社は魅力的と言えますか?
参考
「働かないオジサン」はなぜ生まれるのか…世界的に特殊な“日本型雇用”
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140916-00000502-biz_san-nb